しそは、栄養豊富で香り高いことから日本のハーブとして知られています。
爽やかな香りが特徴のしそは、大別して青しそと赤しそに分けられます。料理によく使われ大葉と呼ばれるものが青しそで、葉が赤紫色になっているのが赤しそです。梅干しと一緒に漬けられるのは「ちりめんしそ」です。
「赤しそ」は6月から7月までしか出回らない、初夏の季節感をかんじさせる貴重な品種です。旬の短い赤しそを上手にジュースにするレシピを紹介します。
旬の短い赤しそを有効利用するジュースの作り方
赤しそは、初夏が旬。梅干しの時期しか需要がないため、7月ごろまでしか出回りません。赤しそが旬の時期に作ってほしいジュースのレシピをご紹介します。
赤しそジュースの作り方
初夏が旬の赤しそシロップを、きび砂糖を使用して身体に優しく仕上げました。
お砂糖控えめで、すっきりとゴクゴク飲めます。
材料(手に入る作りやすい量でいいです)
赤しそ
1袋(葉だけにして約300g)
水
2L
きび砂糖
350~800g
酢(りんご酢を使用)
400cc
作り方
1
赤しそは茎と葉に分け、洗って水気を切る。(葉のみを使用)
2
鍋に水を沸かして赤しそを入れ、3~5分煮出す。
3
2をザルでこし、湯を再び鍋に戻す。
きび砂糖を加え、20~30分煮る。
4
火を止めて、酢を入れる。
保存法
1.保存する瓶を熱湯消毒して、よく乾かす。
2.4のシロップを熱いうちに瓶に詰め、しっかりと蓋を閉め瓶を逆さまにする。
3.粗熱が取れたら冷蔵保存する。
ポイント
きび砂糖の量は、お好みで調節できます。
今回は最小の350gで作りました。すっきりとした甘さで飲みやすいので、お勧めです。
お子様や、甘いのが好きな方には、きび砂糖を多めにしてあげて下さい。
ポイントクエン酸で作る赤しそジュース
赤しそのシロップやジュースを作るのに、酢を加えるレシピとクエン酸を用いる方法があります。最近の健康志向から酢を入れる方が多いようですが、ツンとくる匂いが好みでない人や子どもにはクエン酸の方がいいかもしれません。酸味はそのままに、酢よりもさっぱりとした味わいになります。
まとめ
赤しそは梅干しを漬けるのに使うのが一般的です。梅干し以外の利用法としてシロップやジュースがあります。
古くから漢方薬にも用いられる赤しそのエキスを煮出し、きび砂糖とりんご酢を加えて作るシロップです。
簡単にできますので、ぜひ、作ってみてください。
水や炭酸水で割って飲んでください。
焼酎で割ってもきれいでおいしいです。
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