ロメインレタスは、一般のレタスに比べて、葉に厚みがあり、サクッとした歯ごたえとほのかなにがみが楽しめます。
外見は白菜のようでボリュームがありすが、食べてみると確かにレタス。
生でサラダのほか、加熱してもおいしい野菜です。炒め物やおひたしもおすすめです。
八尾青山町キッチンファームの育て方、栽培方法を紹介しましょう。
「ロマリア」「晩抽ロマリア」の2品種を使い分ける
タキイ種苗のロメインレタスは「ロマリア」「晩抽ロマリア」の2品種があります。
今回は5月中旬の収穫を目指すので「ロマリア」を播種しました。
ロマリア
春から初夏の収穫や、晩秋から初冬の収穫で、低温期に栽培するときは、肥大性が求められる「ロマリア」が適します。
ロマリアは、幅広い作型で作りやすく、葉の枚数が多く大型になります。
晩抽ロマリア
夏、秋の収穫は生育期が気温が高いので、晩抽性と耐暑性にすぐれる「晩抽ロマリア」が適します。
晩抽ロマリアは、夏の暑さに強いですが、乾燥対策、害虫防除は必須です。
ロメインレタスは2月中旬に播種する
八尾青山町キッチンファームは、2月中旬に播種します。
まだ、気温が低いのでビニルハウスの中で育苗します。
冬の晴天時は、ハウス内の温度が高くなるので注意が必要です。
ロメインレタスなど、レタスの種子は25℃以上になると休眠し、発芽しにくくなります。
冬のビニルハウスでの育苗は寒さより、高温に注意が必要です。
ロメインレタスの播種はセルトレイを用いる
八尾青山町キッチンファームは、128穴のセルトレイに播種しています。
薄く覆土してたっぷりと水をかけます。乾燥しないように新聞紙で24時間覆っておきます。
1週間ほどで発芽してきます。
本葉3から4枚で定植です。
ロメインレタス、定植とその後の管理
元肥主体で初期から生育を旺盛にします。
牛糞堆肥は、必須です。
八尾青山町キッチンファームでは、黒の穴あきマルチを使用しています。
穴が5列あいています。3列を使用します。
1行とばしで定植です。
育てやすいですが、なめくじに葉がかじられます。
株間になめくじ退治の薬をパラパラと振っておきます。
ロメインレタスの収穫
頭部の葉が抱合し、指で押さえてみて固くなってきたらそろそろ収穫します。
八尾青山町キッチンファームでは、畑にもう少しおいておいて中心部の葉が厚くなってから収穫しています。
ロメインレタスの特徴であるパリパリ、シャキシャキ感が増すように感じます。