枝豆といえばビールのあてとして夏のお酒のおつまみの定番ですね。子どもも大好きです。
収穫したての枝豆を湯がいてさっと塩を振っていただく枝豆は、格別ですね。
枝豆は糖質が低く、健康によいヘルシーな食品でもあります。
八尾青山町キッチンファームの枝豆の栽培方法を紹介しましょう。
枝豆の栽培方法、種の播き方
枝豆の種播きは、八尾青山町キッチンファームでは基本的に直播でしています。発芽が確実なように土つくりができていれば、後はそれほど手間がかかりません。カメムシの被害を防ぐためにネットを被せるくらいですね。
畑の準備がそろわない時は床播きでします。床播きは発芽が揃い移植の手間がかかりますが欠株がなく確実に株がそろいます。床播きのコツもありますので、紹介します。
枝豆の栽培方法、種の播き方直播
例年4月20日ごろ、枝豆を播種します。黒マルチを敷いて株間60cm、2条播き、千鳥播きにします。播いた種を鳥に拾われるのとカメムシに実を吸われるのを防ぐために、種を播いたらすぐにトンネルネットを被せます。1穴に2粒播いて本葉が展葉すれば1本立てにします。後はひたすら雑草との戦いです。梅雨時期に雨が少ないと畝間に水を流します。
枝豆の栽培方法・育て方、奥原早生がお勧め
私のお気に入りの枝豆品種は固定種の奥原早生です。固定種なので種代が安い。といっても収穫の安定性、味はF1に負けません。極早生なのに大莢。播種後約70日で収穫ができます。枝豆はカメムシの食害に悩まされますが、4月20日頃に播けば、本格的に暑くなる前の6月終わりには収穫できます。奥原早生は、草丈が低いので、カメムシをふせぐためにトンネルネットを張っても余裕があるのもいいです。
枝豆の栽培方法、種の播き方直床播き
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奥原早生3回目播種をしました
2回目の5月10日に続き、6月3日に3回目を播種しました。枝豆の早生品種は、夏至までに播種しないと実がつきません。6月前半に播種すると、収穫は8月中頃になります。大阪では梅雨明けから8月の前半まで雲1つない晴天が続くので、水を切らさないよう大変な水やりが続きます。でも、盆に家族が集まって枝豆をつまむのが楽しみで汗を流します。
6月3日、4月20日に播種した奥原早生が開花しました。大変小さな花ですが確実に開花しています。この時期からカメムシが寄ってきますので防虫ネットに隙間がないか確認します。雑草も成長が大勢になっていますのでこまめに除草します。
枝豆の栽培方法、最大の害虫、カメムシを防ぐ
枝豆の最大の害虫はカメムシです。
八尾青山町キッチンファームはネットで覆いをしているため、カメムシの被害はまったくありません。
枝豆の栽培方法、カメムシの防除、手間はかかるが確実、農薬を使わず物理的に防ぐ
大変手間がかかりますが、物理的な防除は、効果が確実で農薬を使わずに済み、当然安心して口にすることができます。
枝豆の栽培方法、品種はたんく、株間を広い目に、健全に育てる
八尾青山町キッチンファームの枝豆栽培の特徴は、株間を広い目にとり、健全に育てることです。
品種は固定品種の奥原早生です。固定品種などで病気に強いです。背丈が55㎝程度と高くならずトンネルネットで畝全体を覆うことができます。
奥原早生は収量が多く甘い品種です。たんくはは八尾青山町キッチンファームの一押し品種です。
枝豆、収穫の目安は下部の実がぷっくり膨らんだ頃
6月下旬、枝豆が収穫期を迎えました。
収穫の目安は、枝の下部の実がぷっくりと膨らんだ頃です。
下部の実が膨らむと上部の実も膨らんでいますので、甘味も十分あります。
上部の実が膨らんだだけだと、下部の実はまだ小さいとおいしくありません。
まあ、どうしても早く食べたいときは上部から順次膨らんだ実をはさみで切り取って収穫していく方法もあります。
八尾青山町キッチンファームでは、幅180cmの畝に条間35cm、株間30cm、1本立てで育てています。各株に十分な日光があたり、大きな実をつけています。
今晩は早速ゆがいていただくことにしましょう。
まとめ
枝豆は大豆を未成熟な状態のうちに収穫したものです。大豆と野菜両方の栄養素を含んでいます。栄養面でも、夏場の野菜栽培に最高の野菜です。ぜひ、八尾青山町キッチンファームの栽培方法を参考に育ててみてください。