梅雨に入りはもが出回りました。
たまねぎの収穫が終わりとともに旬を迎えるのがはもです。湯引きしたはもをみそたれや梅肉で食べるのが大好きです。湯引きのコツは沸騰した湯に塩をひとつかみ入れ、骨切りし食べやすい大きさに切ったはもを湯に入れ20を数えて湯から取り出します。決して湯がき過ぎてはいけません。
たまねぎとはもの相性は抜群
せっかく自家栽培のたまねぎがあるのですから、たまねぎとはものすき鍋も楽しみましょう。
はもは、骨切りしたものを買ってきましょう。頭も骨も捨てずに付けてもらいましょう。いい出汁がでますよ。
作り方はすごく簡単。
まず、頭、骨を魚焼き器であぶっておきます。少し、焦げ目がつく程度がおいしい出汁が出ます。鍋に水を入れあぶった頭、骨をいれます。くつくつとしてきたら、酒とみりんをいれます。もう少しくつくつさせたら、醤油を入れ、塩で味を調えます。この時点で頭は引き上げてもいいのですが、身が多く付いていたらそのままにし、出来上がってから身をせせるのもおいしいです。
沸騰してきたら、くし型に切ったたまねぎをいれます。せっかくの自家製ですのでたっぷり入れましょう。たまねぎは少し厚めに切った方がより甘さを感じられます。たまねぎのほか、にんじん、生しいたけ、えのきだけなど好みの野菜も一緒に入れましょう。ひと煮立ちさせたら、好みの大きさに切ったはもの身をいれます。20を数えたら出来上がり。早めに火を切りましょう。
たまねぎの甘さがはもを引き立てる
おさらに出汁をとり、まず一口すすってみてください。なんともいえないたまねぎの甘さが口いっぱいに広がります。思わずにっこり。おいしいです。なんという贅沢。栽培中の苦労も吹っ飛びます。旬のはものこりこりした皮と身の厚さも楽しみながら、厚めに切ったたまねぎの甘さも味わいましょう。もう、たまりません。
最後は、味を調え、うどんを鍋に放り込みましょう。はもの出汁、たまねぎの甘さで幸せの鍋になります。いかがですか。