とうもろこし

アワノメイガ対策で、とうもろこし雄穂を切り取り

とうもろこしの雄穂の満開がすぎましたので6月1日、雄穂を切り取りました。受粉が十分完了するよう、花粉が散り終わるのを確認してからの作業になります。とうもろこしを食害するアワノメイガの幼虫は雄穂の匂いにつられて雄穂の茎の中に産卵します。茎の中でふ化した幼虫は、茎の中を食べながら株の下の方に進み、実も食害します。雄穂を切り取るのは、まだ、雄穂の中にいる段階で切り取り、株の下の方が食害されるのを防ぐためです。切った茎を確認し、食害のない部分で切り取ります。アワノメイガ対策に有用な農薬もありますが、青山町キッチンファームでは、切取法で対応しています。

雌穂から直接入るアワノメイガは防ぎようがないですね。アワノメイガが発生する前の収穫を目指し、少しでも早く播種することでしょうか。

満開を過ぎて授粉が終われば雄穂を切り取ります満開を過ぎて授粉が終われば雄穂を切り取ります

 

雄穂を切り取りました雄穂を切り取りました

雄穂を5本に1本残す方法もあります。

アワノメイガが雄穂が開花した匂いに誘われてくるので、雄穂を5本に1本だけ残す方法もあります。5本に1本しか残しませんので完全に受粉するよう雄穂を数本まとめて手に持ち雌穂の先をさすってやります。人工授粉ですね。花粉が飛ばないようになったら、残した雄穂も切り取ります。