オクラ

オクラの切り戻し栽培、育て方のポイント|八尾青山町キッチンファーム

オクラは7月下旬から収穫の最盛期を向けえますが、切り戻し栽培をすることによって、11月ころまで品質のよいオクラを採ることができます。

切り戻し栽培を行うポイントを紹介します。

オクラの切り戻しを実施する時期は7月

オクラの切り戻す時期は7月中です。

7月中旬に主枝を高さ40センチ程度で葉っぱを2枚程度残して切り戻しし、追肥をします。

遅くとも7月中に行います。

8月にいると、大阪では盆まで雨が降らず、株が弱っています。新芽の発芽が弱いです。

経験では盆では遅いと思います。

 

7月中旬のオクラの様子、大人の背ぐらいに成長している7月中旬のオクラの様子、大人の背ぐらいに成長している

 

 

切り戻したオクラ切り戻したオクラ

 

もう一つのオクラを切り戻すもう一つのタイミング

オクラを切り戻すタイミングとしてアブラムシの発生や、いぼ果の発現が見られた時期です。

アブラムシは必ず発生します

オクラは通常ですと9月ごろまで収穫が続きます。でも梅雨が明け気温がぐっと上がると、アブラムシが発生します。

発生初期ですとアーリーセーブで駆除できます。アーリーセーブは有機JAS適用の農薬で、安心して使用できます。

アーリーセーブを使用してもアブラムシが蔓延することがあります。

基準で定められた農薬を使用する方法もあるのですが、八尾青山町キッチンファームは、アブラムシが蔓延するまでに、切り戻し栽培を行っています。

オクラのつぼみに発生したアブラムシオクラのつぼみに発生したアブラムシ

 

オクラにはいぼ果が発生します。

オクラのいぼ果の原因はいろいろあると言われています。

高温、日照不足、肥料不足、肥料過剰、過繁茂による採光不足、通風の悪さなどが考えられます。

自分のオクラをよく観察して、対策を練ります。

それでもなお、いぼ果が発生続ける場合は、切り戻し新しい芽に期待します。

いぼ果は生理現象なので、病気や害虫ではありません。

見た目は悪いですが、問題なく食べられます。

でも、オクラのいぼ果は、畑のつづきでは売れませんね。

 

いぼ果いぼ果

 

新芽を1本に仕立てることが大事

切り戻しすると株本から新しい芽が出てきますので、いい芽を1本だけ残し育てます。

1本だけにしないと、過繁茂になり、収穫作業が大変になります。

なによりも、アブラムシが付きやすくなります。

必ず1本の茎に1本の新芽だけを残します。

8月初めの作業です。

新芽にはすでにオクラの花が付いています。

一時的に収穫量は減りますが、家で食べる分なら十分収穫できます。

新芽が発生してくる新芽が発生してくる